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れいわ新選組の舩後さんが当選した「特定枠」とは?

disabled 政治・経済

ALSと闘う舩後靖彦さんが参院選挙で当選をしたことが大々的に報じられたが
そもそも「特定枠」とは何なのだろうか?
この仕組みを理解している有権者はどの程度いるのだろうか?

特定枠とは2つの県が1つの選挙区となる合区に伴って議席が減少するため、
その不満を緩和するために設けられた制度である。
この特定枠で出馬することになった候補者は比例区の当選順位の上位に
位置づけられるといったものだ。

比例代表での票が集まる政党であれば特定枠で出馬して議員は
確実に当選することになり、おいしい話のようにも思えるがどうやらそうでもなさそうだ。
当選後の喜びは束の間、その先には冷遇が待っている。

選挙でどのようなかたちで当選しても議員は議員だ。それは間違いない。
ただし政党内ではその当選の仕方によって暗黙の格付けが行われている。
以前から、参議院議員選挙には小選挙区制と比例代表制の2つが制度として設けられている。
この2つの制度でどちらが格上かというと小選挙区制で当選した議員である。
比例代表制で当選したが小選挙区制の議員が亡くなったあるいは失職した際に
わざわざ議員を辞職してまでそのポストを狙いにいくということも
にわかには信じがたいが実際起きている。

そして、2018年の公職選挙法の改正により登場した「特定枠」。
この制度の対象となり議員となった者への格付けがどのようになるかは明らかだろう。
そもそも、特定枠候補者への冷遇は選挙期間中から始まっている。
選挙期間中かれらは普通の候補者なら持つべきはずの選挙事務所、
選挙カーが持てないのだ。
さらにはポスターの掲示すらも禁止されている。
あらゆる自分自身をアピールする活動ができないのだ。
したがって、期間中は他の候補者の応援にまわることを強いられる。

有権者の多くはニュース、街頭演説、選挙カーを通して候補者を知り、
その人物や政策をもとに投票所へ足を運ぶはずだろうから、
ほとんどの人は選挙速報でその人物の当選を知ることになる。

この「特定枠」制度の目的がまるで分からない。
傷害をもち選挙活動ができない方が今回擁立されているが
障碍者のための制度なのだろうか?
それならどうして選挙活動が制限されているのだろうか?
議員という議席への優先登場が可能な一方、国民に認知されないというのは
果たして政治家と言えるのだろうか?

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